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短足サーファーと長足サーファー

春のノース。シーズンオフと云えど、波マシーンはまだ活動中。
数日後、またまた大きい目のがやって来る予定です。

現在は次波の直前の今日、温かな海水の中で、ゆったりとシュノーケル日和。
しかし気持ちい〜いのは人間だけでなく、海中の生き物たちも。

注意:
ウニが海底にびっしりハビコっていますんでね。くれぐれも気をつけてノースの海をお楽しみください。


さて、今回のコラムのテーマは、短足サーファーと長足サーファー。

一昔前、70年から80年代のサーフィンシーンといえば、知る人ぞ知る、トム・カレンにトム・キャロル。
同じファーストネームを持つんで、『私はエレガントなカレン派』『俺はパワー。キャロル派だな』と、友達同士で、よくやりあったものです。
そこにディープに口攻めする友人が、『いや大会にはなかなか勝てなくても、ジョニー・ボーイ・ゴメスにゲリー・エルカートンのパワーサーファーの右に出るものはいないよ。』

カレン対キャロルの往年の戦い、、、ご覧になれます!こちらから。
http://www.youtube.com/watch?v=kcnRcczVFr4


現在、主流をいっているのは、ケリー・スレーターはもちろんのこと。
アンディー・アイアンス、ジョーディー・スミス、ミック・ファニング、ジェイミー・オブライエン、、、スムース、パワフル。
かつ、スピーディー、(トップでのスプレーは)ビューティー、ゴージャス、アグレッシブ、、などなど、形容詞がたくさんついてしまう、逆に形容詞一つでは言い表せないサーフィンに変わってきています。

代表的なのはやはりこの二人でしょう。ケリー対アンディー、、ご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=s68ZfHGgTYY

もちろん、ツールを含めて、サーフィン全般に進化した、ともいえますけれど、
よくよくこの二世代の違いを観察してみますと、ある事が言えるんです。
''オールドスクールはガッシリ背が低く短足。一方、ニュースクールはほっそり長身で長足。''

それを裏受ける様なこんな(以下の)二つのエピソード。

ブラジルのWCT世界トップツアー選手をコーチし続けているリカルド・ボカオは
『最近のジャッヂのフォーカスがトップでのスプレーの量や出し方なんだ。そんなマニューバーを容易に出せるのは長身で足長。ほら、トップに上がってザバッッッ、っとやれるだろ。でも、この前まで俺がコーチングしていたペドロ・ヘンリークは、身長が低く、足が短い。そこで、人よりも常に長目の板を使わせて、トップで振り回せる様にさせていたんだ』と。

WCT初戦でケリー・スレーターが自分が削ったという5フィートと3インチくらいに板で出た時、要するに足長が短足を気取った形のサーフィンになっていた。
私もライブカメラで見ていましたが、確かにやっている事は、相手の選手に比べると、パワフルでバーチカルで、縦上がりは、よりバーチカルだけど、トップではポシャン、、、って具合で、いつもの相手のザッバンのスプレーに比べると物足りなく、それが点数の繋がった為か、敗退。(次の試合からはケリー、元の長さの板に戻していました)

ほんの数十年の間でこの違いです。
時代は繰り返すといいますが
次世代はどんなタイプのサーファーが主流になってくるんでしょうか?


ところで写真は当時のトムキャロルのライディングと、カレン(黒)&キャロル(白)の表彰台の姿ですけど、それにしてもこれ。
水着・・・これも時代の変化の現れでしょうけど・・・ウップス・・・時代は繰り返す。。戻ってくるんでしょうかねえ。笑
左横のジョニーボーイ(オレンジ)とキャロル(白)の羨ましそうな顔!

トムキャロルキャロル&カレン

ということで、それではまた、次回まで。アローハ!

【掲載写真に関するお問合せ先】alohaemiko@hawaii.rr.com

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