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50年代のノースショアでたくさんの伝説が生まれた訳

ハワイ・ノースショアはサーファーにとって
憧れの土地であったことは今も昔も変わらない事実であります。


しかし、現在では、インターネットが発達し、
特に波乗りしたい時間の波がどうなるかを調べられ、

サーフィンのメディアも動画もありで
技術面もイメージでトレーニングが出来、
安全面も入る前から学ぶことが出来、
道具も発達(軽量なサーフボード)し、

健康でさえあれば、万人が(といっても過言ではないほど)
ノースショアの波を手中に入れられる様になっています。


さて、ここでタイムトリップをして、50年代に戻ってみましょう。


確かに、第一、弟二の大戦の御陰で、ファイバーグラスなどが発明され、
サーフボードの軽量化がグンと進みました。

しかし、インターネットのない時代。

波乗りしている間に波がどうなるかも予想できない

どころか、

リーシュコードさえもない時代。


さてサーフィンしようと思ったところで、
気軽に入るのは危険すぎました。

本当にあの波のところから岸の帰ってくる事が出来るんだろうか。

あの巻いている波の波をクグってみたいけど、
波のパワーが一番強いところにいなければならない。

てことは、その後はグルグル巻かれる。

そして、一人でカレントを計算しながら、
体力を配分しながら、
冷静に帰ってこなくてはならない。

入っている矢先に波が
突然大きくなってくるかもしれない。

自分の計算が上手くいかなければ、
俺は二度と、この岸を踏むことが出来ないかもしれない。

それでも俺は波に乗りたいのか????


当時の人がノースショアの波にチャレンジするのには
そんな様なディープな自問自答を繰り替えした上での行動でした。

そんなフロンティアな時代です。
多くの神話的ストーリーが世界のサーファ−の元に
人から人へ、噂的によく流れてきたんです。


その中の一つを皆さんに紹介します。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1950年頃。


ノースショアの開拓者サーファーの中でも
取り分け勇敢な3人がいた。

ある日、12フィートほどの波が、
サンセットビーチで割れている時に沖に出て行ったその3人。


ノースショアのサンセットビーチ


沖に出たはいいものの、
寄せてくる波は、
自分たちが予想した以上に大きい波だった。

(たまたま大きなスウエルは到着する時間に沖に出てしまったんです)


12フィート

13フィート

14フィート、

到来する波は来る波ごとに大きくなってくる。


そうなると、もう波に乗るどころではない。


どうやって沖に戻っていくかが
波に乗るに変わっての彼らの課題になった。


運の悪いことに、彼らは海に入り出したのは
夕暮れでしたので、
そんなこんなしているうちに辺りは暗くなってきた。


とても18フィートのが割れる場所を切り抜ける自信がなかった3人は、

ワイメアのベイだったら、、、湾になっているから
波も落ち着くのではないだろうかと
ワイメアに向かってパドルしていく事に決めた。


ワイメアベイ


暗闇の沖をただひたすらワイメアに向かって
パドルを続け、着いた時には、ほぼ真っ暗。


体力も底を付いてない状態。


躊躇する時間もない。


そのままワイメアのインサイドに向かって、
パドルインしていった。。。。

結果、、、2人は無事に岸にたどり着いたが、

その中の一人
Dickie Cross は帰らぬ人となったのだった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この様なストーリーは
世界のサーファーたちを脅かせてしまい、
ますますノースショアから遠ざけるんだろう
と思いますが、

実際のサーファーたちのリアクションは逆でした。

まるで14〜15世紀にヨーロッパのキャプテンが
未開の地を発見することを夢みて、大海に出て行った様に、
よりノースショアサーフィンへの強いデザイヤーが、
世界のサーファーの心に育つ結果になったんですね。


現在シリーズで紹介しています
ノースショアのレジェントたちはみんな

この様な伝説に心を動かされ、
惹き付けられれ、実際に行動に移した筋金入りの人たちなんです。
(ですから、誰をとってもユニークな話になるわけです(笑))

来週はお休みさせていただきます。
再来週のアップをお楽しみに!

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