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Vol.18 Heather Brown(ヘザー・ブラウン)/アーティスト

掲載日:2008.11.05

Vol.18 Heather Brown(ヘザー・ブラウン)/アーティスト
あのとき、自分にチャンスを与えてなかったら・・・きっと今頃まだ幻を探してたと思う。
コクアフェスティバル、ハレイワアートフェスタ、トリプルクラウン(彼女のサイトで公開)そしてRip Curlと次々に仕事を引き寄せるハレイワの人気アーティストHeather Brown(ヘザー・ブラウン)。その人気をまったく鼻にかけず、誰に対しても巨大なサイズのアロハで応じる彼女。彼女がどうやって今の成功を手に収めたのか、サクセスストーリーに的を絞ってインタビューしてきました!
by YUKO

Vol.18 Heather Brown(ヘザー・ブラウン)/アーティストのサムネール画像
↑ハワイの海・花・人を書く彼女の絵。 今一番はまっているのは"鳥"だそう。 "でも鳥はそんなに人気がないと思うのよね・・あたしが好きなだけ" 実際は彼女の鳥のデザインはとっても愛らしく人気がある。

Heather Brown(ヘザー・ブラウン)アトリエ
↑お部屋の奥にあるアトリエ。 ここで人気のアートは生まれる。

Heather Brown(ヘザー・ブラウン)
↑UHの卒業作品ではもの凄くたくさんの魚を書いたそう。 このかわいいハリセンボンちゃんはその中の一匹。

Heather Brown(ヘザー・ブラウン)
Heather Brown(ヘザー・ブラウン)
↑さすがアーティスト!のセンスの良さ。 "引っ越してきたときはびっくりしたわ。壁の色が紫とゴールドだったの。苦笑" へザーちゃんの選んだブラウンと水色の配色がとっても素敵。サーフボードは水色が好き。

Heather Brown(ヘザー・ブラウン) ↑同居人(ネコ)チャーリー
AD-N2号:おめでとうございます!
すごい人気ですね。今はどんなお気持ちですか?
ヘザー:もう最高よ。ありがとう。

インタビュー AD-N2号:
へザーさんの絵はなんかこう、一回みたらなかなか忘れることのできないインパクトがありますよね。この黒い枠でデザインするのはご自身のオリジナルなんですか?
Heather Brown(ヘザー・ブラウン) ヘザー:
そう。昔、版画のクラスを取っていたの。その時に版画をたくさんして、その延長線上っていったらいいのかな?版画に色をつけた感じ。だから私のオリジナルよ。

AD-N2号:ノースショアに住んで長いんですか?
ヘザー:まだ数年ね。

AD-N2号:あっそうなんだ。
意外。もっと長いこと居たのかと思いました。
ヘザー:2年前までUHに通っていたから、そのときまでマノアにいたのよ。

AD-N2号:へっ?つい最近まで、学校に?なんの??
ヘザー:笑 アートよ。

AD-N2号:
ひょえ!卒業したばかりで、このブレイクですか?相当すごいですね~。 ってことは卒業してからすぐにアーティストとして活動したわけですか?
ヘザー:
それが違うのよ。父親が家具職人、母親はペインターだったから、常にアートに囲まれた生活だったの。 昔から絵を描くのは大好きだった。でも絵で生きて行く、行こうなんて、初めは全然思わなかったわ。

AD-N2号:
なぜ?やりたいことは絵だってとっくの昔からわかってたのに?
ヘザー:
心の奥では"絵で行きたい"ってきっと思っていたのよ。でもその何倍もの強さで"絵で生計を立てるなんてロックスターになるようなもん。だから無理"って思っていたのよ。だからUHを卒業しても"絵で行こう"とは素直に思えなかった。

AD-N2号:なるほど。それでは卒業後は何を?
ヘザー:
いっっっろんなことをしたわ。ダイブボードのキャプテン、ウェイター。
Go Airline が格安でネイバーアイランド行きのチケットを出してたのを覚えているでしょ?(アロハエアラインがまだあった頃、Goは隣島チケットを$30台で出していた時期があるのです。)あれを使って、マウイ島まで出稼ぎに行ってた時期もあるわ。笑
それに、ワイキキのDFSあるでしょ?
昔あそこには巨大な水槽があったでしょ?魚がたくさんいる。

AD-N2号:なつかしいですね~。
ヘザー:あれの水槽タンクの掃除の仕事もしてたの。笑笑笑

AD-N2号:
え~~!たまに見ましたよ、水槽の中に入って掃除している人。
あれへザーさんだったんですか?
ヘザー:
そうかもね。
いろいろしたけど"これだ!"っていう仕事は見つからなかったの。
今から考えてみれば当然よね。"絵"だってわかっていたのに、その気持ちを閉じ込めようとしてたんだから。
そんな状態の中で、でも絵は書き続けていて、そして少しずつお店に置いてもらうことになったの。一番最初においてもらったのは、ハレイワにあるダイブショップDeep Ecologyよ。

AD-N2号:
そういえば、あそこの看板はへザーさんの絵ですよね。
ヘザー:
そして少しずつ置いてもらえばもらうほど、仕事中に絵の事ばかり考えるようになったの。仕事に集中できないのよ。
それで、"よし!一年だけ自分にチャンスを与えてみよう。
一年だけ絵だけでやってみよう"って思った。

――――それが今から2年前の2006年。

ヘザー:
正直とっても怖かったわ。"これだ!"って思えない仕事でもどこかで働いていれば毎月収入がある。家賃だって払えるし、ご飯だって買える。 その収入源が切れてしまうことへの決断にはすごく勇気がいった。
AD-N2号:
そうですね。なかなかできる決断ではないですよね。

――――そこからはトントン拍子。
    数ヵ月後にはワイランドギャラリーに彼女の絵が飾られることに。

ヘザー:
たまたまワイランドギャラリーに顔が利く人が私の絵を見てくれて、そのつながりで絵を置いてもらえたの。絵を運んだとき、"きっと売れなくて、あとで自分で引き取りにくるんだろうな"って正直思った。苦笑
そしたら数日後、電話がかかってきて、絵が売れたから次のを入れてほしいって。夢みたいだった。そこから定期的に売れて、ワイランドギャラリーと契約をしたのよ。

AD-N2号:
まさにサクセスストーリーですね。成功した決め手はやっぱり・・・
ヘザー:
自分のやりたいことを素直に受け止めて行動した事ね。
あのとき、自分に一年というチャンスを与えてなかったら、きっと今頃まだ"これだ!"っていう幻を探してたと思う。

AD-N2号:
口で言うのは簡単。他人のサクセスストーリーを聞いて、そうなんだって思うのも簡単。でも実際にタイミングを見極め、決心するのはどんなに勇気のいることか。ハワイにも日本にも本当の自分のやりたいことから目を背けて違う何かをしている人はたくさんいる。今回のインタビューはそういう人たちにすごくいいメッセージが贈れそうです。ありがとうございました。

【Heather Brown(ヘザー・ブラウン)】
コクアフェスティバル、ハレイワアートフェスタのグッズデザイン
トリプルクラウンのポスターデザイン
Rip Curlのアパレルデザイン
手がけた作品はその他多数

◆へザーブラウン・オフィシャルサイト:
http://www.heatherbrownart.com/home.php

インタビュー後記:
自分のやりたかったこと、したかったことは何ですか?
それを今していますか・・・・・?
彼女からそう、言われた気がします。

人は、ネガティブな要素を見つけるのが大得意。
"あの仕事がしたい。。。。でも収入が・・・・"
"あの国で暮らしたい。。。でも・・・・・"

出来ることよりもまず、出来ないことを受け入れてしまいます。
もし、彼女があのとき"出来ないことを受けいれた"ままで自分にチャンスを与えてなかったら、この成功はなかったかもしれない。

この話を聞いて、あなたは
"そのあと売れたからいいけど、さぁ・・・・・・・"
と思う人ですか?それとも・・・・・・・・・・・

久しぶりにいいパワーを頂きました。

へザーさんはこれから仕事でタヒチそしてフランス行きが決まっているそう。
日本でも彼女の絵を売る代理店も現れ、まだまだこの勢いは続きそうです。

Emiko 岩藤夕子(YUKO IWAFUJI)AD-N2号/AD-NORTHSHORE.comハワイ現地スタッフ
中学校からの夢”ビーチがあって英語を話すところに住む”を実行に移すため、日本在住中に英語を使う仕事を渡り歩き2002年に渡ハ。以来、現在までノースショア在住。2005年にAD-NORTHSHORE.COMを立ち上げる。現在日本の雑誌などでライターとして、ネットTVのナビゲーターとしても活躍中。
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