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Vol.19 GORDINHO(ゴルディーニョ)/フォトグラファー

掲載日:2009.02.20

Vol.19 GORDINHO(ゴルディーニョ)/フォトグラファー
ノースの波は今でも魅力タップリだよ。何年、何十年過ぎたって世界一魅力のある場所だよ。
1949年産まれ。サンディエゴ出身。70年代にハワイの大自然の魅力に取り憑かれハワイへ移住。ノースのビジュアルに魅せられ写真を始めて以来30年間ノースチャージャーを(一度たりとも大波を逃すことなく)押さえ続けるベテランカメラマン。カメラマンとしての体制はフレキシブル。被写体は、有名、無名、国籍、性別、にこだわらない。時代の変化にもスムースに合わせ、ファッションも等も撮る。その彼の特徴がグローバルに受け、常に世界各国のサーフィン業界から必須とされているカメラマン。
by Emiko

ゴルディーニョ作品(サーフ雑誌) インタビューemiko エミコ:カメラマンを始めたきっかけは?
ゴルディーニョ:
'78年の事。たまたまサンセットに波を見てた時に浜から大波を撮っている人(当時はマレだった)がいた。その人を見ているうちに『オモシロそうだな〜、やってみたいな〜』と。で、その場でその人に、使っている機材の名前を聞いたんだ。なけなしのお金をハタイて数日中には買ってたよ(笑)高かったなあ。ニコンの本体と、1000ミリ、650ミリのセンチュリーレンズ。

ゴルディーニョ作品(プアラニハワイカタログ) GORDINHO(ゴルディーニョ)/フォトグラファー エミコ:専門学校などに通ったんですか?
ゴルディーニョ:
まさか。自分で説明書見ながら使い方覚えたよ。
学校があるなんて事も知らないけど、何よりそんな時間と金の余裕はなかったからね。サーフィンしながらキャンバスの仕事して、家のローン払ってだから、その場その場の生活費を稼いでいた時期だから。機材揃えちゃったからだろ。ノーチョイス。実行あるのみだった(笑)

ゴルディーニョ作品(写真集) エミコ:ゴルディーニョさんはブラジル人なんですか?
ゴルディーニョ:
よく間違えられるよ。(笑)
78年。サンセットに住んでた時に隣りに住んでいたリカルド・ボカオ(現在ブラジルでサーフィン番組TVを手掛けるビックウェイバー)に、買ったカメラの実験台(被写体)になってもらってたのが切っ掛けで、知らない間にブラジリアンに囲まれる様になってた。自分のサーフィンを撮ってもらいたいブラジリアンたちにね。やつらにはシャイとか遠慮とかいう言葉が無い様で(笑)
ガンガン来るからな。で、奴らはニックネームを付ける天才。いつの間にやらゴルディーニョ(ポルトガル語で小太り)と呼ばれる様になっていた。実際、俺の父はアメリカ人なんだ。母はフランス人、ワイフは日本人で、(ボカオが切っ掛けで)友達の多くはブラジリアン。ノースの土地柄、毎年多国籍の連中に囲まれるけど、それもいいぜ。だって旅費払わなくても旅行してる気分になれるからな(笑)

ゴルディーニョ作品(雑誌Fine) エミコ:
実際にプロとして活動始めたのはいつ?切っ掛けは?
ゴルディーニョ:
こちらもハッキリした境なし。サーフィンもそうだけど、日本みたいに資格、資格の世の中じゃないから(笑)(・・・皮肉な笑・・・ でも、プロサーファーになるのに資格がいるのは世界中探しても日本だけなんです)いつのまにか撮っていた写真が必要とされ、売れる様になって、しらない間にカメラマンという肩書きで、人から呼ばれる様になってた(笑)。
日本にも何度も行ったよ。丸井のテレビを手掛けていた栗林や、サーフィンライフ創刊号を作成した森下や、(当時はファインだった)フローのつのだゆきにと日本で仕事したりして、仙台、東京、京都、大阪、沖縄に種子島や八丈、新島、いろんな所に行ったし。
オモシロいものがたくさん見れたし。カメラマンと呼ばれる様になって、うん。確か良い思いはたくさんさせてもらったよ。(笑)

ゴルディーニョ作品(ripcurlTシャツ) エミコ:カメラマンになって良かった点は?
ゴルディーニョ:
良い点は言い切れないほどあるよ。
渋滞抜けてワイキキの方まで通わなくて済んでるし、特に今の様にいつ首を切られるかの心配しなくてもいいし。自分が自分のボスになって、太陽の下で大波相手に生活が出来るなんてこんな呑気で幸せな感を味わえる職業はないと思ってるよ。職場の海まで5分だから、家にいられる時間も多いし、家族といられる時間も多いし。

ゴルディーニョ作品(ripcurlポスター) エミコ:
30年撮り続けているわけですけど、サーフィンの変化についてはどう思われます?
ゴルディーニョ:
世代が変われば進化するのが人間の当たり前の姿だ。
変わるのは当たり前。素材の変化や情報も行き渡る世の中だけら、当時ほとんど人が入ってなかったパイプラインに今じゃ、波がよけりゃあ、100人くらい入っている。マニューバーも変わってきてる。軽いスケートボード調のエアーの写真が喜ばれる時代だ。
ただ少し残念なのは、昔、みたいに重みのあるターンする連中がいなくなってる。例えばバックドアでトム・カレンが見せていたボトムターン。今ではそれがクラシックと呼ばれる様になってる位だ。
たった30年だけど相当変わったんだよな。カメラもそう。マニュアルからオートフォーカス、そしてデジカメと一気に変わった。でも変わったのは人間だけだよな。波自体は30年前と同じ。
ノースの波は今でも魅力タップリだよ。何年、何十年過ぎたって、俺にとっても、サーファーにとっても、世界一、魅力のある場所だよ。

ゴルディーニョ作品(DVD) エミコ:
30年間のカメラマン歴での自慢の作品は?
ゴルディーニョ:
作品というか、、俺は撮るだけだからな。サーファーが作り出した瞬間を押さえただけだから。たかがカメラマンだぜ(笑)そうだな、、そのトムカレンのボトムターン、ジェームスジョーンズのワイメアチューブ、、マイケル・ホーがギブスを付けて戦って優勝したパイプマスターズ。ウィンドサーフィンでパイプのビックウエイブを責めているロビー・ナッシュ。髪の毛がフサフサでキュートな頃のケリー・スレーターなどなど(笑)、、サーファーたちが作り上げた瞬間、ここにはあげることの出来ない貴重なシーンがゴッソリ倉庫に眠っている。先日もジェリー・ローペスから『君ならもってるだろうと思って』と自伝で使う写真を提供したところ。なんだか生きてる化石みたいな存在になった様で。喜んでいいのやら。複雑だよ(笑)

GORDINHO(ゴルディーニョ)/フォトグラファー エミコ:
最近は波予想の方も専門的にやられているとか?
ゴルディーニョ:
いやいや。でもそう言われる理由はわかる。たまたま友人のJDってやつがクウィックシルバーの専属のボスカメラマンで、そいつがエディーアイカウメモリアルの選手収集を負かされていて、、、ナーバスだったんだろうな、、、いろんな人から波情報をコンスタントに集めていたところ、結果、どんな波予報よりも、俺とトム・キャロルのは確実だったという事なんだ。で、今も嫌って位、頼り続けられてるよ(笑)申し訳けないからって、ヤツ、おこずかい程度のお金をクイックからもらってきて、この前うちにやって来たんだけど、その報酬以上の価値あるうちの庭で取れたアボガドをゴッソリ持っていって、逆に喜んで帰っていったよ。(笑)

エミコ:
では。最後に残りのシーズンの予想を、、エディーはやるんでしょうか?
ゴルディーニョ:
だから、俺はただのカメラマンだって言ってるじゃない(笑)
専門家じゃないから。でも、日本に春一番が吹いたっていうから、もうエディー級にデカイのは来ないと思うな。

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Emiko Emiko(旧姓:堺 恵美子)
元ボディボード日本チャンピオン、世界大会5位のキャリアを持ち、95年女性枠がなかったGOBのパイプラインコンテストで、女性として初めてエントリーし男性選手とヒートを争った経歴を持つ。
現在は、初心者から上級者まで対応のボディボード&サーフレッスンを開催する他、日本の雑誌などでインタビュアー&ライターとしても活躍中。
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