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Vol.23 Alexandra Florence(アレキサンドラ・フローレンス)/ジョンジョンのお母さん

掲載日:2010.09.06

Vol.23 Alexandra Florence(アレキサンドラ・フローレンス)/ジョンジョンのお母さん
相手は子供よ。押し付けられたら逃げ出すでしょ、絶対に。本人に任せて楽しんでもらっているうちに今の位置に到着してた。
同じノースショアに住んでいながらも話すらもした事のない女性サーファーがいました。 彼女の方は私を知らないと思う。でも、私は彼女を知っていました。知っていたどころか、私にとって気になる存在だったんです。同じ母親として彼女に対し、尊敬に値する気持ちを抱いていたのだから。 というのは、、、やく10年前の話。
by Emiko

Vol.23 Alexandra Florence(アレキサンドラ・フローレンス)/ジョンジョンのお母さん 6フィート位の大波がハレイワ・アリイビーチに押し寄せていたその日。波の大きさとパワーに波のショルダーでドキドキしながら息を切らせている私の横で、足ヒレもナシに泳いでいる女性を発見したんです。
その女性は、自分の息子であろう、6歳位の男の子のサーフボードを押してあげている! (6歳の子供がシリアスなハレイワ波の合間に身をおいている自体も驚く事実)押し寄せてくるその大波に乗るのはパドル力が必要。6歳の子供には、いくら力があったとしても到底無理な話。

しかしその母親は諦めたくなかったんだろう。息子に大波を経験させてあげたい。
その気持ちが自分に掛かるリスクへの心配を上回っている様で、子供のボードを押した後に必ず彼女自身がセットの大波に揉まれてしまう状況だというのに、ボードを乗って戻ってきた子供を笑顔で迎え褒めたたえていた。

ふと、我に振り返る。
娘たちをむりやり言い聞かせて、自分が波に乗りたいが為に岸に置いてきたのに、ロクに波に乗れずにウロウロしている自分。恥ずかしく思えて来て、次の来た小降りの波を捕まえて岸に戻る事にした。
だから私は彼女を知っていたのです。

そして、、、
ようやくその女性に会う機会やってきたのです!!

Vol.23 Alexandra Florence(アレキサンドラ・フローレンス)/ジョンジョンのお母さん 実は彼女のその息子(ハレイワの沖で母親に押されて大波に乗っていた子、ジョンジョン・フローレンス)が昨年、最年少でパイプマスターズに出場。WCT選手相手に勝ち上り、9位を獲得。
結果だけでなく、その試合(世界が注目する中で)パーフェクトテンのチューブライドを見せたんです!

その結果が切っ掛けで、オニールと一万ドルでプロ契約を結ぶ。突如、世の中から注目を浴びる存在になりました。
その息子を取材をさせてもらう予定で彼女の家にお邪魔したのですけど、その彼女に会うやいなや、つい例の記憶がよみがえり、息子そっちのけに(笑)
『彼女の子育て観を聞きたい!』その気持ちで一杯になり、いつのまにか、母親をインタビューしていた、というわけです。(笑)

以下がその彼女の話。
前置きが長くなりましたね(笑)
それではインタビューをお楽しみください。

インタビューemiko エミコ:
実は私、何年前だったか、
貴方が6フィートある沖でジョンジョンを押しているところをみたことがあるんですよ。

Vol.23 Alexandra Florence(アレキサンドラ・フローレンス)/ジョンジョンのお母さん アレキサンドラ:
え??あらそう。懐かしいわねえ。
ジョンのボードを押していた時っていったら相当むかしの事ね。
(ジョンの方を目をやりながら微笑)

Vol.23 Alexandra Florence(アレキサンドラ・フローレンス)/ジョンジョンのお母さん エミコ:
今や多くの子供たちがジョン・ジョンの様に世界に通用するサーファーになりたいと思っていると思うけれど、何が秘訣なんでしょうね。
アレキサンドラ:
秘訣なんて(笑)ただ私はシングルマザーだったでしょ。3人の歳が近い子供たちを自分の手一つで育ててたから。それには海が都合の良い場所だったの。ほら、家に居るとウルサいし、ものは壊れるし、男の子だからね、収集がつかない。だったら海に連れて行った方がマネージするのが楽。子供たちもそれぞれに遊べて楽しそうだし。収入も少なかったから、海だったらお金も掛からないし(笑)

エミコ:パイプラインでも波乗りするって聞いたんですけど。
アレキサンドラ:
昨年だったか12フィート位の時に入って怖い思いしたけどね(笑)でも、入る理由はジョンやその下のネイザンがチャレンジしたいっていうから、彼らをバックアップするつもりで入っているの。

エミコ:もともとハワイにお住まいだったんですか?
アレキサンドラ:
いいえ。ニュージャージーから14歳の時に引っ越してきたの。サーフィンを始めたのはハワイに越してきてから。以前はショートボードもやっていて大会にも出ていたのよ。

Vol.23 Alexandra Florence(アレキサンドラ・フローレンス)/ジョンジョンのお母さん エミコ:ロングボードだけにした切っ掛けは?
アレキサンドラ:
グレイスフルに波乗りできるでしょ。女性らしい波乗りがロングボードだったら表現する事ができると思うの。

エミコ:
ジョン・ジョンをサーファーとして育てたのも貴方自信?
コーチとかを付けたりしなかったんですか?
アレキサンドラ:
私自身。ということになるわね。そうそう。でもね。今までコーチは付けた事はなかったんだけど、つい最近付けてみたの。そしたらそのコーチ、ヒート前に「ジョン、リラックスして自分の力を出して来い。おもいっきり楽しんでコイ。」って声かけてるじゃないの。あらら、、、それって私のラインと同じじゃない??それで5000ドル??、、、お断りします、、、って、すぐに丁重に断ったわ。(笑)

エミコ:
じゃあ、ビデオとか撮ってあげて、子供たちと研究してるとか??
アレキサンドラ:
ビデオは持っているわよ。撮ったこともある。でも少し撮ると、自分が波乗りしたくなっちゃうから、気がつくとビデオは岸に置き去り。最近は諦めた、波乗りじゃなくて撮る事を、ね。(笑)

エミコ:じゃあ、厳しく指導してきたわけじゃあないんですね。
アレキサンドラ:
最近、取材をうける機会が多くなって、よく聞かれるのよね。「よっぽどキッチリ指導してきたんでしょうね。」って。その度にこの人、子供を知らない人なのね〜、と思ってしまうのよ。(笑)
だって、、誰が人に押し付けられて上手くなれるよ。しかも相手は子供よ。押し付けられたら逃げ出すでしょ、絶対に。実は私たちも、その件はこちらの方で経験積み。音楽。私が音楽好きで、どうしても子供たちにバンドをやって欲しかったの。だから子供たちをレッスンに通わせたりしたんだけど、ちっとも練習しない。だから上達もしないのよ。今でも通わせているんだけどね。懲りずに(笑)。で、話は元に戻るけど、サーフィンは全くその逆。本人に任せて楽しんでもらっているうちに今の位置に到着してた、てほどのものなの。

Vol.23 Alexandra Florence(アレキサンドラ・フローレンス)/ジョンジョンのお母さん エミコ:
片親ってことはお仕事もなさってるの?
アレキサンドラ:
いいえ。子供が出来た後に、ハワイ大学に行っていたから政府からの援助金で(学生であるが為に多めに出るので)生活できた。もちろん贅沢は出来ないけど。私がパートタイムで働いて少しのお金を稼ぐよりも、学生でいて、息子たちと一緒にいられる時間が長い方が子供たちの為になるし、自分の為にもなる。時には子供を連れて授業に出た事もあったりしたけどね。

エミコ:メジャーは??
アレキサンドラ:教員の資格を持ってる。まだ使ったことないけど。

エミコ:いつか活かすことが出来るでしょうしね。
アレキサンドラ:
うん。今はまだ子供たち中心。子供たちが今17歳と16歳、13歳でしょ。2歳の時よりティーンエイジャーの今の時の方が親がより子供たちに関与していかなければならいないと思う。

エミコ:子供と楽しんでいるサーフィン以外の事は?
アレキサンドラ:
ジョンのツアーなんかにもみんなでついて行くんで、いろんな国も文化を学べていて楽しいわ。日本の温泉なんかも行ってみたし。そうそう。最近、子供たちからの影響で、私、スケートボードにハマっているの。40歳にして。(笑)

Vol.23 Alexandra Florence(アレキサンドラ・フローレンス)/ジョンジョンのお母さん エミコ:
ジョン・ジョン以外の子供たちへのサポートは?
アレキサンドラ:
コンテストに関していえば歳が違うから、本当だったら下の弟2人の為にNSSAとかをジョンがやったみたいに廻ればいいんだろうけど、私が体一つしかないから無理な話。ジョンにみんなが付いていく形になっているけど、先日も13歳の最年少で弟のネイザンが大きなコンテスト(バリのWQS)
に出た様に、結果はジョンの様に残せていないにしても、世間に出る機会がジョンに比べて2人の弟は少ないにしても、確実に誰にもできない経験を、兄がいるから、弟たちが出来ている。出来ないものは出来ないって割り切らないと、人生楽しくなくなるでしょ。(笑)

エミコ:
予想してた通りの大胆かつ繊細な素敵な女性でした。
ようやく10年越しでしたが名前も覚えました!(笑)
マハロ〜、アレキサンドラ〜!(終)

【アレキサンドラ・フローレンス】
誕生日:1969年1月24日
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Emiko Emiko(旧姓:堺 恵美子)
元ボディボード日本チャンピオン、世界大会5位のキャリアを持ち、95年女性枠がなかったGOBのパイプラインコンテストで、女性として初めてエントリーし男性選手とヒートを争った経歴を持つ。
現在は、初心者から上級者まで対応のボディボード&サーフレッスンを開催する他、日本の雑誌などでインタビュアー&ライターとしても活躍中。
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